モルタル外壁に入ったひび割れの補修

モルタル外壁とは

モルタル外壁の中には、その経年変化によって劣化が進んでいるケースがあります。モルタルの外観上の劣化はそのひび割れの程度から内部の壁構造にまで損傷が進んでいる可能性があります。モルタルを塗布した外壁は通常一般家屋に於いて木造家屋になりますので、柱の部分に水が侵食していないかを調べる必要があるのです。その為にモルタル表面に少しでもひび割れが確認できるときには、内部の柱構造までしっかり見ておく必要があります。またモルタルひび割れからシロアリが侵入している可能性も指摘され得ますので、モルタルの外面の劣化は、建物構造に響く可能性は大きいのです。これは、住宅診断の中でも居住人を守るという意味で非常に重要ですので、モルタルのひび割れ補修だけを塗装だけで賄うのではなく、柱構造までしっかりとチェックしておく必要があるでしょう。そして、内部構造が守られているのを補強によって確認できたら、モルタル外壁の目止めシーリングを行います。モルタルの構造上、ひび割れが地震によってさらに加速することも考えられますので、ひび割れの補修はそのモルタル構造を強靭にする意味合いもあります。

ひび割れの症状

ひび割れの症状として、ひびの断線が複数本来ている場合や、縦横無尽に走っている場合など、その劣化のタイプは違います。劣化の侵食に関しては、モルタル壁自体を全部やりかえる方式が最適ですので、モルタルの症状に併せて、目止めシーリングだけで済むかどうかの建物診断をします。図面の構造から、どこに木造柱が来ているかを調べる必要もあり、モルタル壁の補修がいかに建物の強靭さに貢献するかを考えなくてはなりません。モルタルのひび割れに雨水が流れる仕組みになっていれば、内壁に水が溜まっている可能性もあります。ですので、内壁の漏水構造もしっかりと見ておきましょう。ひび割れが建物の構造には問題なしと判定できれば、モルタルの補修に入ります。モルタルのひび割れがさらに加速しないように、ひびの内部に特殊な樹脂を埋め込んでいきます。そして、ひびから建物の内空間が損なわれることのないように、内壁の空気滞留の加減もチェックします。モルタル壁がひび割れから表面の面積剥がれに及んでいる場合には、モルタルの層構造による塗布があったと思われますので、剥がせるところはしっかりと剥がしてから、強度の確認をとります。

補修の工程

補修の工程というものは、まずモルタル壁の外観から、内部を探るように点検を重ねます。そして壁の強度を図るために、手などで売ってみてから反動や振動を確認します。もしモルタルが手の接触で剥がれ落ちるようなことがあれば、それはモルタル壁全体がもろくなっている可能性もありますので、モルタルの全再施工という形になります。それよりも、診断でひび割れの症状を早期発見して、補修工事を行うのが最善策になり、施工費用も少なくて済むでしょう。そして、モルタル内壁からどのように内部の生活空間の悪影響を及ぼしているかのチェックも忘れないようにしてください。もし、湿度が充満している状態では、木造家屋の水抜きという工程も必要でしょう。モルタルのひび割れを目止めした後に、部屋環境及び内壁内部を乾燥対流状態にして、よく乾燥させます。そして、モルタルひび割れの状態から雨水が入らないことを確認して、塗装を施していきます。このモルタルひび割れの樹脂埋め込みに関しては同じカラーが良いのですが、経年変化のあるモルタルではひび割れ補修のあとが見えてしまいますので、塗装によって色合わせをしっかりと行います。

ひびの補修でできること

ひびの補修でできることは、ひび割れの状況を補修したとしても、その補修後の外観の見栄えがよくなくなる可能性が指摘され得ます。ですので、更に補修を外観表面としても加えるのであれば、補修材を目立たなくする施工が必要です。特殊なペイントや、色合わせに於いて職人の技術が必要だったりします。もしくは、モルタルの目止めをしてから、その全塗装状況を塗り替える方式もあり、モルタル表面の劣化を防ぐ意味も兼ね備えて対応しましょう。モルタル剥がれが起きないようにするための塗装には混合塗装というタイプや、プライマーのしっかりしたタイプで賄います。強度を保つためのモルタルのひび割れ補修ですが、住居人が良い意味で生活を喜べる工夫も必要なのです。モルタルのひび割れの補修にペイントもかけるときには、モルタル専用の塗料を使用します。そして、モルタルの崩れが防止できたのを確認して、カラーを決めると良いでしょう。施工期間はすべてを含むと長くなりますが、住環境や見栄えを良くするためには必須の項目がそれぞれにあります。そして、住環境の内空間が適度な湿度状況そして害虫の侵食がなくなったと結果が出れば、作業は完了になります。住環境の安全の為にモルタル補修を行います。